トリドールグループは「食の感動で、この星を満たせ。」をコーポレートスローガンに掲げ、20のレストランブランドを運営し、30の国や地域へ2,000店舗以上を出店する。国内では「丸亀製麺」「コナズ珈琲」「ずんどう屋」「天ぷらまきの」「晩杯屋」「肉のヤマ牛」「豚屋とん一」「とりどーる」「長田本庄軒」「コッペ製パン」といったブランドを展開し、海外でも「MARUGAME UDON」「譚仔雲南米線」「FRANCO MANCA」「WOK TO WALK」「POKEWORKS」「MONSTER CURRY」「SHORYU」「Boat Noodle」「THE REAL GREEK」「TEMPURA MAKINO」といった幅広いブランドを展開している。
Q
トリドールグループは、価値を創造し続けるため、人に依存した「食の感動体験」の創出にこだわり続けていますが、投下資金や売上高に対する収益力を高めるために、価値創造に直結しない業務はDXによって徹底的な合理化を進めています。
そのために成長の足枷となるIT基盤を廃止し、予測不能な進化へ対応するため、2つのDX戦略を推進してきました。
まず2021年に発表したのが「DXビジョン2022」です。業務システムのモダナイズ、ノンコア業務・IT基盤のオフバランス推進をしています。
さらに2022年に「DXビジョン2028」を打ち出し、「従業員のハピネス」と「お客様の感動体験」を支えるビジネス基盤とデジタル活用基盤の深化、及びグローバル展開に取り組んでいます。
Q
海外子会社の外部公開システムの脆弱性やクレデンシャル漏洩などのデジタルリスクを把握するために、他社の脅威インテリジェンスサービスを導入していましたが、当社の体制が不十分だったため十分に使いこなせていませんでした。そのため、海外子会社のサイバーセキュリティ対策の推進が遅延している実態がありました。
既存のツールはWebシステム上で新旧UXが混在していてわかりづらく、サポート体制が弱かったため、当社側の体制を見直しても十分に活用できていませんでした。そうした課題を克服できるソリューションとして、UI/UX面で魅力的だったサイファーマのDeCYFIRの導入を決めました。
Q
ユーザビリティがこれまで使ってきたツールよりも優れています。ユーザー企業として、エンジニアだけでなく、セキュリティに精通していない現場の関係者たちが使える点は助かっています。UXやわかりやすさは非常に重要で、以前利用していたツールよりも迅速かつ効果的な対策が可能になったと感じています。また、サポートも優れています。月次定例会でサイファーマの知見を交えた当社向けの脅威情勢を説明してもらえ、それらの内容を当社の経営トップやリスクマネジメント委員会での報告に活用することができ、それも当社内での安心感につながっています。
最近感じている変化として、最近の脅威アクターの動向なども社内で話をできるようになってきており、サイバー脅威を社内でも共有できるようになりつつあります。
弊社は世界展開を推進していることあって、世界中の子会社のドメインをDeCYFIRに登録しています。これにより、海外の子会社にも目が届くようになりました。国内のみならず、海外子会社へ個別対策を指示したりできるようになったので、セキュリティ活動のレベルが上がったと感じています。
※ 掲載情報は取材日当時のものです。
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