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導入事例 株式会社竹中工務店

Published On : 2025-07-23
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導入事例 株式会社竹中工務店

お客様導入事例

― 株式会社竹中工務店様―

大阪市に本社を置く、1899年創業の大手総合建設会社。「最良の作品を世に遺し、社会に貢献する」を経営理念のもと、ランドマークとなる数多くの建築物を手掛けてきた。時代の流れとともに、「作品」を通じた活動は国内外へ、また建築の枠を超えて、豊かで安心な「まちづくり」へと広がっている。環境・エネルギー分野、DXにおいても先進的な技術の開発、取り組みを積極的に推進している。

“社外公開するシステムが増えてきており、人力ではなく、システムで自動的に脆弱性を検知し、全てのシステムを外部攻撃から未然に防御するために、DeCYFIRの導入を決めました”

画像の説明
今回、このお二人にお話しを伺いました。
左:デジタル室 デジタル企画グループ 鈴木 真徳 様
右:デジタル室 デジタル企画グループ 桐井 真太郎 様

Q

現在のDXの取り組みについてお聞かせください。

当社は、「デジタル変革で2030 年に目指す姿」を定め、その実現を目指してデジタル部門と各事業部門が一体となった変革活動を進めています。
営業から設計・生産、維持保全に至る一連の建設プロセスにおけるプロジェクト業務や人事・経理等、事業に係るすべてのデータを一元的に蓄積、AI等で高度利活用するための基盤である「建設デジタルプラットフォーム」を構築し、データを活用した生産性向上と新価値創造につながる各種施策を継続実施してきました。
今後も、データ活用による業務変革を加速しつつ、新たな価値創造を目指した活動を進めます。技術革新が進むAIやIoTといった先進技術の活用や全従業員のデジタルリテラシー向上など、人と組織と文化の変革の取り組みを進め、デジタルの力でつながるワクワクする未来社会の実現を目指しています。

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Q

サイファーマのソリューションを導入した理由

当社ではデジタル変革の取組みとして、お客様や協力会社等のステークホルダーとの協業も進めており、社外関係者とともに利用するシステムが増加しています。そういう中で、全てのシステムを外部攻撃から未然に防御する必要性が増しています。
従前から社外公開しているシステムについては脆弱性検知を行っていましたが、公開ポートなど一部は人力で検知を行っていたため、社外に誤って公開されたポートの検知が遅れたことがありました。不正アクセスは未遂に終わりましたが、不正アクセスを試みる操作が継続発生していたこともログから確認でき、人力での検知に限界を感じていました。このような背景から、アセットのアタックサーフェス管理(ASMASM)による自動的な脆弱性検出の重要性が高くなり、DeCYFIR を導入検討しました。
DeCYFIRを選んだ決め手は、優れたコストパフォーマンスと使いやすさでした。実は3年前にも導入検討したことがあり、当時は導入を見送りました。しかし今回、操作性が格段に向上していることに加え、脆弱性検出の高い性能と充実したサポート体制(脆弱性対策の提案や、最新セキュリティトレンド情報の提供など)を総合的に評価した結果、DeCYFIR 導入を決定しました。

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Q

サイファーマのDeCYFIR導入後に実感した変化

DeCYFIRの導入により、公開ポートの自動検知などができるようになり、課題であったリアルタイム性が向上しました。また、DeCYFIR の使い方を含め、丁寧にサポートいただいたこともありスムーズな導入ができ、かつ高い検知精度が実現できました。また、これまで気付いていなかったアセットにも気付くことができました。
建設業界では数多くの現場でプロジェクトが同時進行しているため、現場レベルも含めたすべてのアセットに対する脆弱性検知は簡単ではありません。そういう業界の特徴があるからこそ、DeCYFIR のASM が有効に機能していると実感しています。
サイファーマとは月次で実施している定例会のなかで、脆弱性を様々な角度から確認することもでき、情報提供という意味でも非常に助かっています。知見豊富なご担当者様から、建設業界での動向も交えながらサイバーセキュリティの最新トレンドなどの有益な情報を提供いただいており、弊社のセキュリティレベル向上に繋げています。

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※ 掲載情報は取材日当時のものです。

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